概況(4/16)
0:17
GBPUSD
2.0目指して上昇中という感じですが,高値圏でもあります。日足チャートでは,今日と明日くらいが2.0台乗せの攻防の好機のような感じです。その後は,遅行線がレジスタンスにやや捕まる可能性を示しており,今週半ばくらいまでに2.0台乗せが無い場合には,一旦来週金曜日に向けて1.9640より下1.9580付近までの調整をやる可能性が出始めています。なので,2.0台乗せにならなかった場合は,その辺までは調整余地があるという判断です。ただし,短期チャートのサポートが1.98台Lowなので,それが切れない場合には,調整自身も高止まりになり1.9850-1.9950のレンジでの調整になる可能性も多く残します。なお,月足では,今月よりもむしろ来月以降の上昇を示唆しているように見えます。
調整という意味では,ある程度深めの押しを作った方がその後の反発力=上昇力が増しますので,2.0という心理的な節目でもあるレベルを上に抜けるには,調整が入った方が良さそうに見えるのですが,どうでしょうか。なお,月足は1.9530-50付近で強固の下値を支える格好ですので,瞬間的に1.95台が示現の場合にも,勇気を持ってLongで攻めるポイントに見えます。
短期チャートでは1.9840付近にゾーン下限線。そのちょっと下1.9820付近には日足・週足のトレンド転換点に相当する131時間分割線。もう数時間で100時間線が1.9820-30付近に切りあがってきそうで,100時間線が短期チャートのサポートに追いつく場合には,時間的な調整という意味では完了で,上方突破を再開ということも考えられます。現在また少し上げていますが,行方を注視。
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10:30
USDJPY
年明けの120円越え前の年末最終週の状況に少し似ているというようなことを言いましたが,ますますそんな感じになってきました。個人的には上昇の時間的な限度もあと1週程度と考えているのですが,しかしプライスアクションとしては,目先120円手前の119.60-70付近がレジスタンスですが,これを抜けると120円は突破し121円方向ではないかという気がしています。正直判断しかねています。
ということで迷いはありますが,一応上値のターゲットとしては,相場の立ち上がりの115円から見ると120.60付近が一旦の目処のように見えますが,121円ジャスト付近には週足の循環的で調和的な変動の上限線が見えていますので,週の終値としては120円手前の次は121円ジャスト付近ではないかという気がしています。ただし,週足のラインなので,1円程度のオーバーシュートは許容の範囲。これが上値追いのシナリオです。
一方,下値は117.70付近に今週のトレンド転換点に見えています。また同ライン付近には26日線や日足のトレーディングゾーンの中間線が見えているので,サポートとしてはなかなか良いラインに見えます。なので,深押しの場合には118円はちょっと割れて117円台が示現する可能性は残すものの,117.50付近が切れない限りは上値追いの中の調整モードのように見えます。しかし,117.50-60付近を切ってくると,一旦上値追いは終了になり,目先は116円割れが視野に入るように見えるのですが。
ドルも安く,円も安い。そういう意味ではUSDJPY単体でどうこうするという相場ではないのかもしれません。むしろドル売り->欧州通貨を対円で買うということであれば,ドルも安いが円も安いということでしょうし。なかなか悩ましい局面です。
なお,純粋にテクニカル的な面だけに着目すれば,今週は戻り余地を限界まで試す週になる可能性が高いと見ていますが,その後は6月29日に向けて113円台まで下落するのではないかと思っています。ただ,それに素直に従う勇気が今ひとつ持てない状況です(笑。なお,その見立てですと,7月は8月半ばに向けて一度118円くらいまで戻し,お盆明けくらいから円高再開で107-108円を目指すように見えるのですが。本当か?!
EURUSD
1.3580は週足ゾーンの上限線のライン。なので,金曜日の一時的な1.35割れで積み増したLongを利食いで離しています。残りはまだキープ。基本的にドルのじり安局面ではEURは高値でも買われるということなのでしょうが,USDJPYでも書いたように反落要因があるとすれば高値圏で推移する円クロスの調整局面でしょうか。
先週末のコメントに書いたとおり,EURUSDの今週の下値サポートは1.3380-90付近なので,それが切れるまでは押し目買い。円クロスが広範に調整して反落の場合も,対ドルという意味では同ラインが切れるまでは底堅い展開を予想しています。なお,1.3580付近の週足のレジスタンスを抜けると,次のメジャーラインは日足ゾーンの2倍幅のラインが1.3640-60付近に待ち構えています。またそれに重なるように日足の循環的で調和的な変動の上限線が位置しているので,高値1.3660は意識される展開でしょうか。なお,それを抜けると次は1.3845に見える週足の循環的で調和的な変動の上限線狙い。1.3660上抜けはスピードアップを予想します。
G7で為替相場について目新しい言及がなかったことを受けて円売り安心感が出ているそうですが,わたしは疑問でいっぱいです。しかし,相場はトコトンやらないと終わらないものなので,もうしばらくこの流れが続くのかもしれませんが,しかし後で振り返ってみると市場が安心感に浸っている時が転換点であった,なんてことは良くあることなので,注意は必要かもしれないと個人的には思っています。しかし,そう思っている人が居る限り流れは終わらないのかもしれませんが(笑。
最近はドル安=円高とはなりにくい構造になっているように感じます。2006年は対円でこそドルは堅調でしたが,結局その他の通貨に対しては下げ続け,ドル安に推移したことが分かります。しかし,同時に円安も進みました。そういう意味では,ドル安と円安の共存は,新しい現象です。一つには日本のお金がリスクを取って海外に流れ出しているというのもあるかとは思いますが,他には円の影響力が低下しているのも理由かなぁという気もします。つまり,円を外貨準備としている国は減っていますし残高も少ない。また,一頃アジアといえば日本というイメージがありましたが,今は中国の存在も経済的に無視できなくなっています。確かに欧州の対日輸出という意味では円安は困るわけですが,対日輸出の影響度はそれほどでもないのでしょう。だから,日本人が考えているほど欧州の人は円安欧州通貨高で困っているわけではないのではないかと思うのです。むしろ,ブランド品などは為替の分だけ値段が上がっても,それが高価格も価値のうちというブランド品であるがゆえに値上がりの分だけ購買意欲が減るわけでもない。(少しは売れなくなるでしょうが)また,90年代の大幅な円高に懲りて為替変動を避けるために日本企業の現地進出も進んでいますので,円高・円安共に昔ほど困らない。
ではこの流れを止めるものがあるとすれば何か?それはもうアメリカの政権の意向だけのような気がします。去年の4月末から5月にかけては対欧州通貨だけではなくて対円でもドル安,しかも急落が起こりましたが,これは米国の政策当局がドルの下落を放置するとしたために起こりました。しかし,結果としてそれは株の急落を招きました。これは正直予想外だったし望まない反応だったような気がしています。だから,その後ドルは対円では買い戻しになったし,株価も戻しました。
今年2月の円の急騰局面でも株価はボコッと落ちましたし,こういうことを見ると,株価の堅調な推移を米国の政策当局が望めば望むほど,株価との連動が意識される円の急騰というのは望みにくいような気がしています。特に,一旦沈静化したとはいえ,これからしばらく住宅を始とする不動産市場がやや軟調に推移することが予想されるアメリカにあっては,株価の堅調さこそが経済を支える屋台骨になりつつあるような気がします。つまり,不動産価値の目減りによる消費の減退を緩和するには,株価の底堅い動きとそれを受けての消費の過度の落ち込み防止が重要になりそう,ということです。
そう考えると,ドル安と円安と株高というのは何とも不思議な均衡だなぁという気がするのですが,なんにせよ少し続くのかもしれません。それが迷いの原因です。今週もよろしくお願いします。
2007.04.16 | | Comments(0) | Trackback(0) | 日の歩み

